ドラッグストアで買えるニキビ治療薬をチェック!

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現在のドラッグストアの形態はここ20年ほどで急激に広まり、一般的になりました。

筆者が子どもの頃は、薬は病院で処方してもらうのが普通で、今ほど種類も多くなかったこともありますが、自分で好きなものを選んだり比較することはほとんどできなかったことを考えると隔世の感があります。

ニキビの治療薬も、さまざまな種類が発売されており、どれを使えばいいのか分からなくなりそうですよね。

今回はドラッグストアで購入できるニキビ治療薬の特徴や注意点などをチェックしてみましょう。

一般用医薬品は医療機関の処方がなくても購入・使用ができるものです。風邪薬や栄養ドリンク、湿布薬やサプリメント類などですね。薬剤師などから医薬品に関する情報提供を受けることはできますが、その購入や使用はすべて自己責任において行うこととされています。

しかし、何でも自分でカゴに入れてレジに行けばいいというわけではありません。一般用医薬品は3種類に分けられていますが、その中で第一類に分類されるものを販売できるのは薬剤師のみです。

第一類医薬品はもともと医師の処方箋がなければ購入できなかった薬(スイッチOTC)や国内では医薬品としての使用実績がないまま一般医薬品として販売されることになった新有効成分を含むもの(ダイレクトOTC)のこと。

鎮痛解熱剤のイブプロフェン錠や消化器の炎症緩和に効果的なH2ブロッカー、最近解禁されたものではやはり鎮痛解熱剤のロキソニン錠などがここに含まれます。

薬剤師が医師に代わって医薬品に関する説明をすることが義務づけられているため、薬剤師が常駐していないドラッグストアでは購入できません。

第二類と第三類は薬剤師または登録販売者が常駐しているドラッグストアで販売が可能です。その違いは、医薬品に関する情報提供が義務付けられているか否か。また、第三類は薬剤師や登録販売者の監督下であれば一般従事者も販売・投与することができます。

ちなみに登録販売者は改正薬事法(2009年当時)に伴い新設された国家資格で、取得すれば一般医薬品のうち第二類と第三類のみを販売することができます。

ペアアクネクリームW

ペアアクネクリームWは第二類医薬品に分類されるニキビ治療薬です。

有効成分のイブプロフェンピコノールやイソプロピルメチルフェノールがニキビの生成を抑制し、アクネ菌を殺菌してくれます。炎症を鎮める効果もあるため、初期の白ニキビ・黒ニキビだけでなく赤ニキビにも使用可能。

肌に優しい弱酸性で、匂いもほとんどありません。伸ばすと透明になるので、塗った上からメイクもできます。

また、大人ニキビ治療薬ラインである「ペアシリーズ」には、このペアアクネクリームWの他にも「アクネリキッド治療薬「(第二類医薬品)や飲み薬の「ペア漢方エキス錠」(同)、「ペアA錠」(第三類医薬品)、ドリンク剤の「ペアA」(同)などがあります。

テラ・コートリル軟膏

第二類医薬品の中でも、注意を要する成分を含むとされる「指定第二類医薬品」に分類されるニキビ治療薬です。

抗炎症作用のあるステロイド(ヒドロコルチゾン)と抗菌力の高いオキシテトラサイクリン塩酸塩が配合されており、化膿したニキビにも効果的とされています。

実際、ニキビにつけたらごく短期間で小さくなった、炎症が治まったという声もよく聞かれます。

即効性を求める人にはよいでしょう。

しかし、弱い部類に入るとはいえ、ステロイド剤には違いないので、長期間の使用は避けてください。集中的に使い、よくなったらいつまでも塗らないようにしましょう。

クレアラシルニキビ治療薬クリーム

言わずと知れた思春期ニキビの治療薬の代名詞的存在ですね。

10~30代の幅広いニキビに使えるとされており、いわゆる「大人ニキビ」になっても愛用している人もめずらしくないそうです。

有効成分はイオウやグリチルリチン酸ニカリウムの他、レゾルシン、トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)など。

レゾルシンは殺菌作用や角質を柔らかくする働きがあり、トコフェロール酢酸エステルは脂質の抗酸化作用で過酸化脂質の生成を抑制してくれます。

その結果、ニキビの腫れや赤みを抑えたり皮脂を吸収したり、アクネ菌を殺菌したりといった効果が得られるのです。

クリーム状なので伸びやすく、肌のかさつきも防いでくれます。白と肌色があり、好みで選べるのも嬉しいですね。

また、ジェルタイプの「アクネジェル」も同様の成分が配合されています。こちらは透明なので、塗った跡が気になる人にお勧めです。

ビフナイトnニキビ治療薬

初期のニキビに特に効果的な、就寝前に塗るタイプの治療薬です。

こちらもクレアラシル同様、どちらかというと皮脂分泌の活発な思春期ニキビ向けでしょう。

配合有効成分は角質を軟らかくするイオウ、炎症を鎮めるグリチルリチン酸、殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノールなど。

洗顔後、ニキビを覆うように塗布し、乾燥しても剥がさずに一晩そのままにしておきます。

イオウがニキビを柔らかくし、基剤であるベントナイトやカオリンなど余分な皮脂を吸収。そしてグリチルリチン酸やイソプロピルメチルフェノールが炎症を抑え、アクネ菌を殺菌してくれることでニキビの改善が期待できるのです。

オロナインH軟膏

日本人なら知らない人はいないのではないでしょうか?

ニキビのみならず、やけどや切り傷、あかぎれ、しもやけ、果ては水虫にまで効果的とされるまさに万能薬。第二類医薬品に分類されています。

最近ではその効能や裏技的使い方で注目が高まっていますよね。

殺菌作用に優れたクロルヘキシジングルコン酸塩を配合した親水性の軟膏で、独特の匂いがありますが、使い慣れている人にはかえって安心感があるのではないでしょうか。

使用方法はニキビ部分に脱脂綿やガーゼ、綿棒を使って塗るだけ。手でつけるときはきれいに洗ってからにしましょう。ジャーから取り出す時は専用のスパチュラを用意すると雑菌の混入も防げます。

特に炎症を起こしている赤ニキビに有効とされていますが、傷がついたりじゅくじゅくしている部分への使用は避けてください。

また、他のニキビ治療薬のように、つけた上からメイクはしないようにしましょう。

まとめ

手軽に入手できる市販薬はありがたいものですが、正しい使用法や注意点をよく理解した上で使うことを心がけてください。わからないことはドラッグストアに常駐している薬剤師や登録販売者に相談してみることをお勧めします。

また、症状の改善が見られなかったり、かゆみや発赤などが表れた時は使用を中止し、皮膚科医の診察を受けてくださいね。

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