効く?効かない?ニキビの民間治療療法

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現代のようにニキビケアや治療法に選択肢がなかった時代、人々はあれこれ知恵を絞っては効果のありそうな方法を模索していました。

もちろん迷信やおまじないの域をでないものもありますが、その中でもいくつかは現代まで伝わっています。実際に試している人もいるかもしれませんね。

今回はそんな「民間療法」とも言うべきニキビケアに注目してみたいと思います。

ニキビに塗るとよいとされるもの

ニキビに直接つけるとよいとされるものはたくさんあります。日本古来の薬草もその代表格。

それだけ昔からニキビに悩む人が多かったということなのでしょうね。

現代まで生き残っている方法となれば、「もしかしたら?」と思えてきますよね。

ドクダミ

ドクダミの成分を配合したニキビケア用化粧品を発売しているメーカーもあるほど、古くからその効果が高く評価されてきた植物の一つ。

利尿作用など老廃物の排出を促す働きや、毛細血管を強くし、神経細胞や筋肉組織を活性化する効果もあると言われています。

また、その特有の臭気の素であるデカノイルアセトアルデヒドやラウリルアルデヒドには抗菌作用があり、古くから傷薬や肌荒れの薬として活用されてきました。

「十薬」という別名からも、さまざまな薬効があることがわかるでしょう。

ニキビには生の葉をもんで出た汁を1日2~3回、患部に直接塗るとよいとされています。

ハチミツ

食べてもおいしいハチミツには、高い抗菌作用があります。保存をきちんとすればハチミツは長期間変質しませんし、腐らないとも言われています。

その他にも、ビタミン類やアミノ酸など、肌によいとされる成分が何と190種類も含まれているのだとか。

実際、筆者は小さい頃から唇が荒れやすく、皮むけもひどかったのですが、リップクリームの代わりによくハチミツを塗っていました。

最近ではハチミツ成分を配合した化粧品もたくさんありますよね。

ニキビには寝る前に直接ハチミツをつけて、上からコットンとテープで押さえるとよいでしょう。軽いものなら一晩で改善されます。

また、洗顔後にハチミツ大さじ一杯くらいを顔全体になじませ、5分ほどおいて洗い流す「ハチミツパック」もお勧め。炎症を起こしたニキビがあっても大丈夫です。

ただし、ハチミツは非加熱で天然100%のものを選ぶこと。赤みを抑えるのに効果的なビタミンCは熱に弱いので、加熱されたハチミツだと有効成分が破壊されてしまっている可能性があるからです。

大根のおろし汁

これも民間療法としては有名ですね。大根おろしは「おろしハンバーグ」や「おろしパスタ」など、こってりした料理に添えられていることも多いですよね。

これは脂肪やタンパク質、でんぷんを分解するさまざまな酵素が豊富に含まれているから。口当たりをさっぱりさせてくれるだけでなく、消化も促してくれるのです。

そして、辛み成分の素イソチオシアネートには解毒・殺菌作用もあります。

余談ですが、下手な役者のことを「大根役者」と言うのは、大根が食あたりを防いでくれることから、「(出演作が)あたらない」にかけたものだそうです。

それほどの抗菌作用はもちろんニキビにも効果が期待できます。大根をおろすと出る汁をコットンやガーゼに含ませてニキビに乗せるという方法で、赤みや炎症を緩和すると言われています。

大根には美白・抗酸化作用のあるビタミン類も含まれていますので、美肌作りの強い味方になってくれるでしょう。

ただし、刺激が強いと感じたら長時間肌に乗せておかないこと。敏感肌の人は気をつけてくださいね。

びわの葉

びわの葉にはアミグダリンによる消炎作用やサポニンの解毒作用などがあるとされています。

このため古くから皮膚病の治療に使われてきました。びわの葉から抽出したエキスをお風呂に入れたり、直接肌につけるのが有効と言われています。

現代でも熱湯消毒した瓶に乾燥させたびわの葉10枚ほどを2~3センチ幅に切って入れ、焼酎やウォッカなどアルコール度数の高いお酒(35度以上)を注いで作る「びわの葉エキス」を愛用している人もいます。

このエキスは漬け込んでから3ヶ月ほどで使えるようになりますが、化粧水にする場合は水で5倍に薄めてください。

つまり、びわの葉エキスと水が1:5の割合です。保湿効果が欲しい時はグリセリンを追加しましょう。

ティーツリーオイル

アロマオイルの中でも殺菌効果が高いとされているのがティーツリーオイルです。

オーストラリア原産のティーツリーと言う木から採れるオイルで、現地では万能薬としてどの家庭でも常備しているそうです。ティーツリーオイルを1滴綿棒に取り、ニキビに直接つけてください。

くれぐれもこすらないように!ちょんちょんと乗せる感じです。化粧水の後につけるのが効果的です。肌につける場合はオーガニック100%のものを選んでください。

また、原液のままでは強すぎることがあるので、パッチテストをしてから使うようにしましょう。

歯磨き粉・目薬

これは都市伝説に近いかもしれませんが、有名アイドルが「歯磨き粉でニキビが治った」旨の発言をしたことから最近広まっているようです。

歯磨き粉や目薬には確かに抗炎症作用のある成分やビタミン類が配合されていますので、まったく効果がないということはないでしょう。

しかし、直接ニキビに塗布し、一定時間放置した後洗い流すという方法ですが、仮にこれで治ったとしても一時的なものである可能性が大です。と言うのも、ニキビ治療薬に含まれている成分はあくまで「アクネ菌」に対して効果を発揮することが認められていますが、歯磨き粉や目薬はそうではありません。

一旦よくなっても根治はしていなかったり、再発するといった恐れは充分にあります。

また、それ以外の成分(歯磨きで言えばフッ素や研磨剤など)がニキビ以外の部分に刺激を与え、かえって炎症をひどくしてしまう可能性も考えられますので、避けた方が無難でしょう。

まとめ

この他にもニキビを予防・緩和するとされる民間療法はたくさんあります。医学的な面から見れば「?」と思われるようなものも中にはありますが、化粧品と同じで「人によっては効果がある」のかもしれませんね。

しかし、もしかぶれやかゆみ、発疹など、肌に異常が表れたら速やかに使用を中止し、皮膚科で相談しましょう。

また、あれもこれもと一度にいろいろな方法を試さないこと。ニキビができている時は、普段よりも肌が敏感になっているため、思わぬトラブルを招くこともあるからです。

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