美肌になるにはこんな美容成分が効果的(きゅうり・ザクロ・パールエキス・カタツムリ)

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別項で身近で手に入るニキビに効果的とされるものをいくつか紹介済みですが、今回はもう少し間口を広げて、「美肌」によい成分について解説したいと思います。

少し前に一大ブームとなり、現在でも土産物の筆頭に挙げられる、韓国製の化粧品類に含まれる美容成分にも注目です!

きゅうり

筆者が子どもの頃からある「きゅうりパック」。

寝そべって輪切りにしたきゅうりを顔を覆うように乗せるというもので、雑誌広告などでもしばしば見られた覚えがあります。

きゅうりはそのほとんどが水分という夏野菜の代表格ですが、もともとは黄色くなってから食べるものだったためついた「黄瓜」という名前がなまって「きゅうり」になったのだとか。ビタミンCやカリウムなどが含まれているとされていますが、その量は極めて低く、カロリーもほとんどありません。

しかし、ほぼ水分であるため体を冷やす効果があり、消炎作用もあると言われています。

パックに使われるようになったのもこのあたりの理由からでしょう。

実際、韓国では現在でもきゅうりパックは普通に行われています。筆者も旅行の折、アカスリに行ったサロンですりおろしたきゅうりのパックをしてもらったことがあります。

ただし、ビタミンCが含まれているとは言っても極めて少量ですし、そのままでは肌にほとんど浸透しないということはご存知ですよね。

どちらかというと毛穴の引き締めやクールダウン用でしょう。

きゅうりパックが肌によいとされたのは、昔のきゅうりがケイ素を含むものだったからです。最近ではほとんど見かけませんが、白く粉をふいたような「ブルームきゅうり」はケイ素を始めカリウムやマンガンといったミネラルを豊富に含んでいました。これらが肌の代謝機能を高めるとされていたのですね。

もう一つ、きゅうりに含まれる「ソラレン」という物質は、紫外線にあたると炎症やシミの原因になることがあります。もし運よくブルームきゅうりが手に入ってパックを試してみよう!と思っても、その後の外出は控えた方がよいでしょう。

ちなみに同様にパックに使われる食べ物にレモンがありますが、こちらもソラレンを含んでいます。また、柑橘類の酸は肌には刺激が強すぎるため、お勧めできません。

いずれも「抽出した成分が含まれている」化粧品類であれば問題ないので、試したい場合はそちらを選んでくださいね。

ザクロ

旧約聖書や古代の医学書に既に登場し、クレオパトラや楊貴妃といった伝説の美女たちも好んで食したと言われるザクロ。

ギリシア神話に出てくる冥府の王・ハデスが妃ペルセポネーを地上に返す際に食べさせたというエピソードでも有名ですね。

女性ホルモンの一種・エストロゲンと似た働きをするエストロンが含まれているとして、一時大変なブームになりました。

生食するよりもジュースやドリンク剤、濃縮エキス、サプリメントという形で摂取する人が多いようです。

ザクロにはその他ビタミンCやB1・B2、抗酸化成分ポリフェノールなどが含まれており、肌の新陳代謝の促進や過剰な皮脂分泌の抑制、活性酸素の除去などの働きが期待できます。

ザクロエキスをしみ込ませたシートパックはもちろん、そのままニキビにつけたり、精製水で薄めた化粧水で水分補給するのも効果的だとか。

まさに女性のためのフルーツと言えそうですね。

パール(真珠)エキス

これまたクレオパトラや楊貴妃が愛用していたとされる美容成分です。

真珠と言えば日本が世界に誇る宝石の一つ。その上品で高貴な輝きは、世界中のセレブに愛好され、憧れの的になっています。

これも御木本幸吉氏が研究の末、養殖を可能にしてくれたからこそなのですが…。

それ以前は偶然の産物でしかなかったため、まさに一般人にとっては高値の花。古代エジプトや中国となればなおさらでしょう。

真珠に含まれる「コンキオリンアミノ酸」と呼ばれる成分は、NMF(天然保湿因子)と構造が酷似しているため、同様の保湿効果が期待できるとされています。

また、肌の新陳代謝の促進や抗酸化作用などのアンチエイジング効果もあるとして、最近では化粧品やシートパックに配合しているメーカーも少なくありません。

ちなみに「プリニウスの博物誌」に収められている「クレオパトラは真珠を酢に溶かして飲んでいた」という話は後年の捏造ではないかと言われています。長期間つけておけばあるいは変化するかもしれませんが、その場ですぐに溶けるようなことはあり得ないからです。そもそも、そんなに強い酸であればそのまま飲むなんて無理な話ですよね。

カタツムリ

韓国から上陸した時はその話題性でニュースなどにも取り上げられたカタツムリエキス配合の化粧品。

こちらも今ではすっかりおなじみとなっており、ドラッグストアでも購入することができます。

もともとはフランスのエスカルゴ用カタツムリを飼育する農場で働く女性たちの手肌がすべすべで美しいことから注目されたのだとか。

カタツムリのネバネバ(実は分泌液です)はヒアルロン酸と同じムコ多糖類の一種。そのためフランス製の高級化粧品にもカタツムリエキスが配合されていても表記は「ムコ多糖類」となっていることがほとんどなのだそうです。

その他にも炎症を押さえたり毛穴を引き締めてくれるアラントイン、ピーリング効果もあり肌荒れを防ぐグリコール酸、ハリのある肌づくりには欠かせないコラーゲンやエラスチンなどが含まれているそうです。

中でも注目したいのがアラントイン。細胞の増殖を促す働きがあるため、傷やニキビ痕の治療にも効果的とされています。

韓国では美容成分としての良質なカタツムリエキスを採取するために専用の飼育場があり、餌に高麗人参を与えているのだとか。

「どうも抵抗がある…」という人も、カタツムリを絞ったものやカタツムリそのものが入っているわけではありませんので安心してくださいね。

まとめ

これらは高級化粧品に使われることも多いのですが、最近では比較的手軽に試せる成分ばかりです。シートパックなら1枚100円そこそこで購入することができるでしょう。

注目されるにはそれだけの理由があるもの。「食わず嫌い」ではもったいない!ぜひ実際に手に取って確かめてみてくださいね。

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