ニキビの原因である皮脂分泌が過剰になる5つの原因

19_1

「ニキビ予防のためには皮脂だけに気をつけていればいいの?」

ニキビができる仕組みがわかったら、こんな風に感じるかもしれませんね。

半分は正解ですが、皮脂分泌がなぜ過剰になるのか、その点を明らかにしなければ根本的な解決とは言えません。

出てくる皮脂を取り除くという対症療法だけでなく、皮脂が増える原因を見極め、改善していくこともニキビ対策には重要なのです。

 

皮脂分泌が過剰になるのはなぜ?

皮脂は外的刺激や乾燥から肌を守ってくれる大切な成分。

しかし、適量を超えてしまうとニキビができやすくなったり、テカリやメイク崩れが気になるといったさまざまな悩みが表れてきます。

この皮脂が過剰になる原因としては、

  1. 食生活
  2. 生活習慣
  3. ホルモンバランスの乱れ
  4. 合わないスキンケア
  5. 洗いすぎ

などが挙げられます。

中には複数の原因が絡み合っていることも…。

思い当たることがないか、ぜひチェックしてみてください。

 

食生活

動物性脂肪の多い食べ物(乳製品や卵、肉の脂身など)やアルコール、糖分は皮脂の原料である中性脂肪に変化しやすいため、食べすぎには注意が必要です。

疲れた時やストレス解消には甘いデザートやこってりした食事が確かに有効ですが、こうした疲労回復に効果的とされる甘いものや炭水化物、イモ類は急激に血糖値を上げてインスリンの分泌を促します。このインスリンには皮脂腺を活性化する働きもあるので、ほどほどにしておいた方がよいでしょう。

豚肉やウナギ、卵などには皮脂分泌を抑制するビタミンB群も豊富に含まれていますので、バランスを考えて摂取したいですね。また、酸化を防止するビタミンCも積極的に摂り入れるようにしてください。

 

生活習慣

「今や子どもでも感じている」と言われるほど、現代日本はストレスフル。

騒音や大気汚染といった環境的なものから、人間関係・仕事のノルマ・成績など精神的なものまで、素はあちこちで見られます。

少しずつ積み重なって、いつの間にか心や体に影響を及ぼすストレスは、過剰な皮脂分泌とも密接な関係があります。

人間の体がうまく機能するのは、自律神経の働きによるところが大きいことをご存知でしょうか。

この自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っていますが、ホルモンの分泌を活性化させるのは交感神経の役割。

過度のストレスによって刺激されると、アドレナリンやノルアドレナリンといった神経伝達物質が分泌されます。これらはいわゆる「興奮物質」で、血流とともに皮脂分泌も促すのです。

また、ストレスを感じるとそれに対抗するべくコルチゾールや男性ホルモンであるアンドロゲンの分泌も促進されますが、これらにもやはり皮脂分泌を増やす働きがあります。

 

睡眠時間は大きな要因の1つ

睡眠不足も見直したいことの一つ。

仕事や勉強など、多忙のために生活が不規則になったり充分睡眠時間が確保できない人は少なくありません。

しかし、眠っている間に分泌される成長ホルモンは、疲労回復や細胞の修復に欠かせないものです。

人によって適正な睡眠時間は異なるとされていますが、最低でも6時間は必要でしょう。

どうしても夜遅くなってしまう場合でも、遅いなりに規則正しく眠るようにすれば成長ホルモンの分泌にも影響が出にくいようです。つまり、寝るのが2時でも起きるのが8時など、それが毎日のことで睡眠がとれているのであればOKということ。

と言うのも、かつては午後10時から午前2時が「お肌のゴールデンタイム」と呼ばれ、成長ホルモンの分泌が最も活発になると言われていましたが、最近では「眠りについてから1~3時間後」と認識が変わってきたからです。

もちろんただ長く眠るだけでなく、その質も重要。

寝る前のアルコール摂取や、ベッドでスマホやタブレットの光を見るのは睡眠のリズムを乱す恐れがありますので、控えめにしましょう。

 

ホルモンバランスの乱れ

20代以降のホルモンバランスの乱れは、その多くがストレスや生活習慣に起因しています。

日頃の生活を振り返ってみることも大事ですが、症状によってどの部分の影響によるものか分類できますので、参考にしてみてください。

めまいや肩こり、頭痛や手足の冷えなどがある場合は自律神経、バストのハリや下腹部の痛み、便秘や下痢になりやすい人は卵巣が疲弊している可能性があるでしょう。

また、イライラや不眠、情緒不安定などはセロトニン不足を疑ってみてください。

ストレスを上手に解消できればいちばんいいのですが、症状があまりにも辛い時は婦人科で相談するとよいでしょう。

これらの原因によるホルモンバランスの乱れが緩和されれば、皮脂の過剰分泌も徐々に治まってくることが多いようです。

 

合わないスキンケア

別項でもご紹介しましたが、乾燥による皮脂の過剰分泌を脂性肌と勘違いして「さっぱり」タイプのスキンケア用品を使うとさらに肌の水分が奪われてしまうことがあります。

脂性肌用の化粧水などにアルコールが含まれていると、さらに乾燥が進んでしまうからです。

また、逆に脂っぽくなるのを嫌って乳液などの油分をつけないのも問題です。

特に洗顔後は角質層が水を吸って柔らかくなり、傷つきやすい状態。化粧水で水分を補っても維持しにくいため、乳液やクリームでしっかり保護膜を作って上げる必要があるのです。

敏感肌の人は「何をつけても荒れるから…」とベビー用や無添加化粧品といった低刺激のものを愛用する傾向がありますが、保湿成分が配合されているか確認するようにしてください。

肝心なのは、まず自分の肌質を知ることです。

スキンケア用品を自己判断で選ぶのはお勧めしません。最近はドラッグストアでも美容専門のスタッフがいることが多いので、まずは相談してみてください。

 

洗いすぎ

皮脂分泌が活発な10代の人がやりがちなのが「清潔第一」とばかりに一日何回も洗顔すること。

20代以降でも、スクラブ入りなど洗浄力の強い洗顔料を使うと皮脂が取れ過ぎてかえって分泌が過剰になります。

基本は一日一回。朝か、メイクを落とした後の夜のどちらかでOKです。

どうしてもという場合は、Tゾーンなど皮脂が気になる部分だけにするとよいでしょう。

また、洗い流す時はお湯ではなく人肌程度のぬるま湯にしてください。

正しい洗顔の仕方については別項で改めて説明しますが、「優しく、丁寧に」を心がけましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る